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SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)

"みんなの認知症情報学"による自立共生支援AIの研究と実践

サイトについて - 自立共生支援AIの研究開発と社会実装

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この度、株式会社エクサウィザーズ(研究開発責任者)・静岡大学・みんなの認知症情報学会・国立病院機構 東京医療センター・慶應義塾大学大学院・慶應義塾大学による研究開発プロジェクトが、 内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/ビッグデータ・AI を活用したサイバー空間基盤技術」の「介護支援技術」分野に採択されました。

 SIP は、日本の科学技術を俯瞰しながら内閣総理大臣及び内閣を補佐し、各省庁より一段高い立場から総合的・基本的な科学技術政策の企画立案及び総合調整を担う 「総合科学技術・イノベーション会議」が、自らの司令塔機能を発揮し、府省の枠や旧来の分野の枠を超えたマネジメントに主導的な役割を果たすことを通じて、 科学技術イノベーションを実現するために創設したものです。

 今回採択された研究テーマは、〝認知症の本人と家族の視点を重視する〟マルチモーダルなヒューマン・インタラクション技術による自立共生支援AIの研究開発と社会実装です。 「介護 × 人工知能」分野における、技術と社会課題との接続を強化すべく、各種基盤の構築や、認知症になられた当事者や当事者をケアする人を支援する人工知能の開発、 同技術を活用した社会実証事業に取り組んでいきます。 認知症の当事者(本人・家族)を中心とした介護領域のステークホルダーの皆さまの困りごとを洗い出し、その困りごとに対して、 AI を活用したヒューマン・インタラクション技術の開発により、多種多様な観点から本人の自立支援策を構築していきます。

 今後、これら自立支援策の実証実験を地方自治体との連携によって推進し、各自治体の認定データを元に、 AIとのインタラクション系指標、医科学系指標、経済系指標を統合した評価基盤を構築し、 社会保障費の低減や当事者のQOL(QualityofLife)を改善するエビデンスと経験知・科学知を広く・深く収集していきます。 また将来的には、これらの活動の成果を広くオープン化し横展開することで、 社会システム全体においてさまざまな〝当事者〟が参画する〝インクルーシブ・イノベーション〟創出へと貢献していく考えです。 さらに、同AIによる新たな産業を創出し、グローバル市場への展開を目指していきます。

本サイトでは、研究開発プロジェクトの活動および成果を発信します。

SIP第2期「ビッグデータ・AIを活用したサイバー空間基盤技術」に関する研究採択テーマの詳細は下記サイトをご覧ください。
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101045.html