ホーム サイトについて 関連リンク 問い合わせ

SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)

"みんなの認知症情報学"による自立共生支援AIの研究と実践

静岡大学

/ 2021.03.10 事務局

第8回静岡大学ケア情報学研究所「心身健康デザイン」連続セミナーのご案内

本セミナーは,からだとこころの健康(Wellness) を創造するための基礎研究,応用研究,また要素技術から機器サービスまで,幅広いトピックで,これからの心身健康デザインについて考える「場」です.

 

あらゆる「ケア」に人工知能(AI)を利活用し,みんなが心身ともに健康な暮らしができる社会の創造を目指し201912月に設立した静岡大学ケア情報学研究所(所長:桐山伸也)とみんなの認知症情報学会(理事長:竹林洋一)が共催し、FUSEと加賀市が協賛して開催します.今回もコロナ禍ということもあり,浜松いわた信用金庫が運営する事業を立ち上げようするすべての人々のための「コ・スタートアップスペース」「コミュニティ」空間の「FUSE」から「オンライン」で情報発信します.立場・専門を超えて,痛みとケアについて,みんなで「ごちゃまぜ」で学び,気軽に交流でき,新しい取り組みへの導火線(FUSE)に火をつける「場」にしたいと思います.

 

【共催】静岡大学ケア情報学研究所、みんなの認知症情報学会

【協賛】FUSE(浜松いわた信用金庫)、加賀市

 

【日時】3/26() 17:30-19:15

 

【テーマ】「痛みとAIをつなぐシステムづくり」

【講師】青野修一(愛知医科大学医学部疼痛データマネジメント寄附講座・講師)

【概要】

痛みは,主観的なものであり色々な要因によって修飾されます.ミンスキーのAI理論でも,痛みは「スーツケースワード」であると述べられており,様々な状況で複数の異なる意味を表す言葉です.愛知医科大学では,慢性の痛みで悩んでいる患者さんに対して,心と身体を切り分けずに心身の痛みとして考えて,複数の異なる専門医・職種のチームで治療に取り組んでいます.これまで,多面的な評価をデータベース化し,さらに全国の大学で展開させるために必要なシステムづくりに取り組んできました.本セミナーでは,これまでの取り組みの中で上手くいった例や失敗したシステムについてお話し,痛みとAIをつなぐ医学と情報工学の医情連携に向けて,思いを共有しそれぞれの専門性や地域を活かしながら考える場にしたいと思います.

 

【テーマ】「天気に関連する慢性痛について」

【講師】櫻井博紀(常葉大学保健医療学部理学療法学科・准教授)

【概要】

慢性的な痛みを抱える患者さんは,様々な症状・複雑な病態を呈しています.その中には天気の変化,たとえば,雨の降る前や台風の季節,寒くなったときなど,気温・湿度・気圧が変化するときに症状が悪化することを訴える症例がしばしばみられます.私たちは,天気の影響を受けて発症したり悪化したりする慢性の痛みを「気象関連性疼痛 (天気痛)」と名付けて,専門外来を開設し薬物療法と併せて運動療法を行っています.ここでは,天気痛患者さんに実施した,気圧ルームを使った検証や治療方法・機器の開発について述べたいと思います.これまでの取り組みをふまえて,FUSEを活用した新しい取り組みの構想について,ものづくりのまち浜松市から発信し,皆さんと共有したいと思います.

 

【参加方法】オンライン開催(どなたでも無料で参加できます)

https://zoom.us/j/96228983756?pwd=YUh1SktFRWM3RW50VFZPbFljQ3R1dz09

ミーティングID: 962 2898 3756

パスコード: 762061

 

【プログラム】

17:30-17:45 渡邉迅人(浜松いわた信用金庫)

 「FUSEの紹介」(15分)

17:45-18:15 青野修一

 「痛みとAIをつなぐシステムづくり」(30分)

18:15-18:45 櫻井博紀

 「天気に関連する慢性痛について」(30分)

 

18:45-19:15

 質疑応答含めたオンライン「ごちゃまぜ」交流会(30分)

--

 

皆さん,気軽に奮ってご参加ください.

---

※ これまで7回開催の本セミナーの詳細が下記より参照できます.

http://jiritsu-kyosei.cihcd.jp/view/16

http://jiritsu-kyosei.cihcd.jp/view/31

 

【第1回】「みんなが健康で暮らせるまちづくり」をテーマに,前内閣官房地方創生統括官の唐澤剛氏と福祉ネイリストの赤松悠氏が話題提供し,意見交換した.

【第2回】作業療法の観点から京都橘大学の小川敬之教授が「認知症の人の生活行為障害の本質と地域共生社会の構築に向けて」について話題提供し自立共生社会について考えた.

【第3回】静岡大学出身でMITMinsky教授の下で研究した Ruuska Heikki(ドレスデン大学)が,認知的計算障害(Dyscalculia)AI技術による支援について議論した.

【第4回】元プロゴルファーの髙岸佳宏氏がグラウンドゴルフパークの利用者が元気になるメカニズムと,まちづくりへの展開について語り合った.

【第5回】京都大学大学院医学研究科の中山健夫教授が健康・医療に関する問題解決を支援するための情報のデータ化とその利活用を促進する「健康情報学」を紹介した.

【第6回】一般社団法人未来医療研究機構の長谷川敏彦代表理事を招き,多面的に新型コロナウイルスについて解説,心身の健康・ケアと新しい社会のデザインについて議論した.

【第7回】兵庫県立大学客員教授,元厚生労働省社会・援護局長の岡田太造氏を招き,AIで考える心の健康・ケアと地域づくりについてミンスキー理論を活用しながら議論した。